ユーザー車検について
一般的に安いといわれているユーザー車検は、点検・整備を行わずに検査だけをするため費用を抑える事ができます。
ただし、検査の時点での適合性は確認されていますが、その後2年間の快適性や安全性を保障するものではありません。
それに比べて、ディーラー車検を代表としたサービス工場を利用した車検は検査だけでなく法定点検を実施し、定期的に交換が必要な部品(定期交換部品)を交換したり、日々の使用で徐々にズレてくるエンジン/ブレーキ各部の調整等を実施して、車検後の車の安心や快適性を提供してくれます。
車の知識が深く、自分でメンテナンスできる人でない限り、代行も含むユーザー車検はお勧めできません。
ユーザー車検を受けた人が、検査に引っかかってしまい、あわててその箇所の整備を依頼してくるケースがあります(オーダー整備)。
万が一検査に引っかかった場合に備えて、検査は午前中に受けるようにして、その日の間に再検査をする方法もありますが、整備工場に持込んでも、整備工場にはその日のスケジュールがあるので後回しにされてしまい、当日中の再車検は受けられないことが多々あります。
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