オーバーヒートした
ファンベルトのトラブル。
ファンベルトの張りの強さの調整などしていないと、スリップしやすくなる。
特にエアコンのスイッチを入れると、急に負荷が掛かるため滑り始める。
多くの車種では水を循環させるポンプをファンベルトで稼働させる。
ファンベルトが滑ると、結果的にオーバーヒートしてしまう。
冷却水不足などもオーバーヒートの原因になる。
オーバーヒートは、水温計を頻繁に見ないので気付かない。
事前に察知できればすぐ安全な場所に車を停車させ、エンジンを止めてボンネットを開く。
ラジエターキャップを開けると沸騰した水が飛び出し危険なのでエンジンに水を掛けるのも止めておくこと。
冷えてから冷却水の量をチェックし、足りなければ補充。
ファンベルトが緩んでいればJAFなどを呼んで調整すると走ることが可能。
しかし突如ボンネットから湯気が出てしまうようなオーバーヒートだと止めてボンネットを開けて待つまでは同じだが、本格的にオーバーヒートしてしまうとエンジンにダメージを負っている場合も多いので、水を継ぎ足せばいいということではない。
JAFを呼んで修理してもらうが、走行不能になることもある。
オーバーヒート対策は日常の点検で防止しよう。
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