ドライブトラブル

車中で仮眠をとる



エンジンを掛けたまま車内で仮眠するのは危険。

車は、排気ガスが直接車内に入り込まないようになっているが、100%安全とはいえない。
整備不良のエンジンは一酸化炭素を出し、古い車だと車体に穴が開いていたり、風向きによっては車内に排気ガスが入ってきて、他の車の排気ガスを空気取り入れ口から取り込んでいる可能性も。
一酸化炭素中毒は、全く気付かず死に至ることもある。

しかしエンジンを切ると室内の気温は下がり、冬場だと寒くて眠れない。
事前に仮眠すると解っているなら、毛布類を持ち込む。

自動車を止める場所にも注意する。
サービスエリアなどは、トイレや売店の近くに車が集中する。
周囲をトラックに囲まれる場所は、乗用車より濃度の高い排気ガスに包まれるのも怖いので駄目。
少し遠くても、車が少ない所を探す。

一人で寝るなら換気レバーは「閉」でいいが、二人以上で寝るなら「開」ポジションにする。
毛布などが無いなら洋服を着込むか、新聞紙を入手し布団代わりにしても暖かい。

さらに段ボールでも掛けておけば万全。
それ以外なら、暖まったらエンジンを切って寝て、寒くなり自然に目が覚めると、エンジンを掛けて暖める、を繰り返すしかない。



TOPへ

(C)AMUZENET