自動車保険Q&A

対物賠償保険とは



対物賠償保険とは、交通事故で他人の財物に損害を与えてしまった場合に補償される保険です。
<例>
■「信号待ちしている車に追突してしまい、数十万円の修理代を請求された。」
■「誤ってコンビニに車ごと突っ込んでしまい、店の修理代の他、壊してしまった商品代や休業補償など合わせて数百万円を請求された」
■「わき見運転をしてガードレールに突っ込んでしまい、高額な金額を請求された」

など、対物賠償保険では相手の車の修理代や、ガードレールや標識、塀や店舗などの「物」の保障をします。

また、物以外にも物が損害を受けたことによる間接的な損害も補償の対象になっています。
<例>
■「店舗に車が突っ込んだために修理が終わるまで営業できないことによる営業損失。」
■「タクシーやバスと事故を起こした場合、修理が終わるまでの休業損失」

なども補償されます。

自賠責保険は物に対しての補償は一切無いので、対物賠償保険に加入していない場合は、損害を与えてしまった物の修理代や営業・休業損失などは、全額自腹で支払う必要が出てきてしまいます。

対物賠償保険は、対人賠償保険の次に重要な保険といってもいいでしょう。
対物賠償保険も500万円、1000万円、無制限など、いくつかの補償限度額の中から契約できます。



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