自損事故傷害保険とは
自損事故傷害保険とは、自分の過失が100%もしくは相手がいない事故を起こし、怪我や傷害を負ったり、死亡した場合に補償される保険です。
<例>
■「停車中の車に追突した」
■「不注意でガードレールにぶつかった」
■「センターラインをオーバーして対向車と正面衝突した」
といったケースです。
こういった事故の場合、同乗者が車の持ち主でない場合、同乗者は自賠責保険金が支払われますが、ドライバーの怪我や死亡に関しては、自賠責保険からは1円も支払われません。
そんな場合に、最低限度の補償をしてくれるのが、自損事故傷害保険です。
この自損事故傷害保険は、殆んどの場合「対人賠償保険」を契約すると自動的にセットされてくるので、特にこの保険だけを新たに加入するという必要は無いようです。
ただし、この自損事故保険を使うと、等級が3ランク下がってしまうから、小さな怪我などの時は保険を使わない方が得かもしれません。
それから、飲酒運転や無免許での事故、自殺を目的とした事故などの場合には適用されません。
自損事故傷害保険は、ドライバーを守るための最低限度の保険といえます。
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